最初は家の近所の児童館の0歳児クラスを希望していた。2月生まれのトゥットゥはようやく3月末にベビーカーに乗ってお散歩に行き始めたくらい、4月の申し込みは早すぎるように思われた。5月に申し込もうとするとすでに定員は一杯だった。これで地域のお母さんと知り合う機会を失ったと落胆した。
6月にBCGの予防接種を受けに区の保健所に行くと、偶然にも出産前の母親学級で一緒だった女性に声をかけてもらい、少し遠くの児童館の0歳児クラスであれば空きがあるという情報を入手した。すぐにその児童館に電話をかけた。快くOKをしてもらった。トゥットゥは2012年度後半生まれのクラスに入った。
ここには保育士、幼稚園教諭の免許を持ったスタッフがいて、クラスを担当してくれた。月齢や個人により発達に差があることも考慮し、適切な歌遊び、手遊びを教えてくれた。区の育児・教育現場の話を教えてくれたり、日常の様々な相談に乗ってくれたりもした。そしてなによりもここで出会ったお母さんたちとのおしゃべりが一番の気晴らしになった。
今日、お母さんたちが最後に盛り上がった話題は先日決まった保育園。ほとんどバラバラになったかに思われたが、2名ずつくらい一緒の保育園に通えることがわかった。そして面接には何を着ていくのか、入園式には何を着ていくのかという話が出た。幼稚園に籍を置いたことのあるスタッフの話によると業界(?)の常識として「入園式はパステル、卒園式は黒・紺」だそうである。パステルなんて持ってないよ。
また今日は最後ということでスタッフの方に特別にメッセージをもらった。その中で印象的だったのは「発達障害に気付くのは親の役目」というものだった。集中ができないなどの発達障害グレーゾーンの子が一昔前より多くなったのは確からしい。トゥットゥは大丈夫とは決して言い切れない。発達障害気味で本人が環境に溶け込むのに苦しんでいるのであればまず気付いてあげること。「うちの子に限って!」と見ぬふりをするのではなく認めること。そしてなじめるように補助し、練習させ、導くのが親の役目なのだと、心に強く刻んだ。
職場復帰もいよいよ近づいてきたのだなあ。
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今日は児童館の帰りにR君とそのママを家に招待。その際、トゥットゥがずいぶん活発になり、体も細くなってきたと言われる。トゥットゥは寝返り、はいはい、つかまり立ち、歩きなどの体の動作にみる発達が遅めのため、ジェイジェイは「きっとのんびりしておっとりした子なのだろう。俺に似て。」と言っていた。確かにジェイジェイは何事もゆっくり目。目的が決まると早いが。しかし児童館でのはしゃぎぶりを見るに「残念だけれど、おっとり、ではないね。はっきり言っておてんばだ。」とママ友にビシっと指摘を受ける。あ、それは私に似ましたね、トゥットゥ。
R君にダノンヨーグルトをご馳走した。その時のR君の喜び具合といったら。眉間にしわを寄せて脇を締めて「あーーーー」と叫ぶのだ。かわいい! ダノンを食べるとトゥットゥも据わったまま両手両足をピーンと前に出して上下に振る喜びの舞(?)をする。児童館にいってもこんな子は見たことないためそれこそ発達障害かもしれないと少しばかりよぎったのだが、R君の様子を見て、1歳児の喜びの表現とはこんなものかと安堵した。
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トッゥトゥへの気付き
様子 | 児童館では真っ先に本棚前で本めくりの一人遊び。そして男の子にまじっておままごとキッチンカウンター荒らし。机の上に上って着座、しかし降りれない。 |
体調 | 昼食後、泣いて大うんち×2。やわらか。切れ痔ではないようだが。 |
食事 | フォークでサイコロ状のはんぺんを刺して高く持ち上げては叫んでいた。いいから、食べて。まだスプーン、フォークは遊び程度にしか使えない。 |