2014年3月14日金曜日

会社に居場所がありそうだ

4月からトゥットゥを保育園に入れて私は職場復帰する。本日午前中、そのための復職面談があった。2012年12月末にて産休・育休に入ったため実に1年3か月ぶりとなる。実は1月頃から復職に向けて資格取得の勉強を始めたのだが、これがまた、感覚が鈍っているのなんのって。本当に頭に何も入ってこない。これで仕事に復帰できるのか不安だった。


朝早くからトゥットゥを連れて新宿本社まで出かける。新宿駅はトゥットゥが6ヶ月の頃、ジェイジェイと一緒に来たことがあったのでどれくらいベビーカーにやさしくない駅かは知っていた。エレベーターが南口にしかないこと。エスカレーターか階段を使わない限り、東口、西口からは出られないのだ。仮に出たとしても丸ノ内線や商業施設のエレベーターを使わないと地上に出られない。かなり新宿の地下に精通していないと地上の思った場所に出られないときた。駅からはトゥットゥを抱っこ紐に切り替え(10kg)、右手にマザーズバッグ(2kg)、左手にたたんだベビーカー(4kg)を抱え地上に向かった。ママ・イズ・ストロング。

たくましい仕事をして汗をかくと仕事の不安などはどこかに行ってしまうもので、会社の玄関ドアをくぐる頃には無の境地になっていた。入り口のドアを開けて挨拶をすると懐かしい顔ぶれが。まず出迎えてくれたのが社長だった。「今日あなたが来るって人事の人に聞いてね。」 うわあ、嬉しい! それを同じ会社に勤めるジェイジェイに話すと「ジャッキーってVIPじゃん。」と少しうらやましそうだった。そして休職中にお世話になった人事の女性を見つけて頭を下げる。そして次に見たのはもちろん私の古巣。わたくしのメンズたち((C)叶恭子)もとい、かつての部下たちに遠くから頭を下げる。彼らは立ち上がって会釈をしてくれた。

会議室に通されるとまずは人事担当者からの事務諸連絡。そして元いた部署に帰ることができるようで、新しく部長となった方から4月からの業務の説明があった。私のいなかった1年間の様子を聞き、会社の動向がわかったところで、私の立ち居地や部下のこれからの仕事を頭の中で整理した。新しい部長のこの1年間のご苦労やこれからのビジョンを聞いていると、あっと言う間に休職前の感覚が戻ってきて、「その仕事はあの人がやるといいと思います。」「このタイミングでやるのがベストです。」「それはこのような問題を抱えています。」「このようになるのが理想だと思っています。」とスラスラ出てきた自分に驚いた。

会社で面談する前はトゥットゥといつまでも一緒にいたい、できれば在宅で仕事をしたい、究極を言うならこの仕事を辞めたいと思っていたが、会社で居場所があるように感じられた今、1年間3ヶ月の休職をもらった分、たくさん恩返ししたい、たくさん働きたいと思った。





会社ではトゥットゥ見たさだろうか。面談が終わるとたくさんの人が私に会いにきてくれた。まずメンズたち。通常業務でお世話になっているスタッフ部門の人たち。そして同期の女性。トゥットゥはたくさんの知らない大人に囲まれて終始怪訝そうな顔をしていたが、私が終始抱っこしていたというのもあって泣かずに耐えていた。トゥットゥも慣れてくると「お気に入り指差し」をはじめた。これはリラックスした証拠である。指差された人は皆男性だった。おじいちゃんといいお父さんといい、トゥットゥは男の人が好きなのね…。

最後に別フロアにいる私の敬愛する女性の元上司Aさんに挨拶に言った。プライベートも仲良くさせていただいた方で私にとっては東京の肉親、まさにお姉さんといった方だ。Aさんは私とトゥットゥのために午後から時間をとってくださった。昼食に新宿「農家の台所」に連れていってくれてコース料理をご馳走してくださったばかりか、四谷の「東京おもちゃ博物館」まで連れていっていただき、赤ちゃん木育ひろばでトゥットゥを思う存分遊ばせてもらった。本当に楽しい一日だった。







トッゥトゥへの気付き
様子お昼寝がベビーカーの上で1時間にも満たなかったせいか、帰ってから30分夕寝をするも凶悪な機嫌に。夕食で持ち直したものの、20時のお風呂タイムから就寝の21時まで泣き通しだった。
体調ノーうんち。お出かけのときは仕方ない。
食事本日昼食が外食。座敷は暴れることがわかった。テーブル席で幼児椅子にチェアベルトで縛り付けておくのがよい。