その日は珍しい食材が食卓に並んだ。それはホヤだ。サチ母がジェイジェイがホヤが好きだと知っていて、ゴールデンウィークで利用した一ノ関駅で気仙沼のホヤを買って冷凍しておいたそうだ。気仙沼というラベルを見て、ああ港町はあの震災から少しでも復興したんだなと嬉しくなった。この嬉しさを表現したい。バクバク食べなければ!! しかし瀬戸内出身の人間にとっては見たことのないなかなかグロい形状であり、もちろん食べたことがない。意を決して初めて口に運ぶ時はは少し箸が震えてしまった。なんのことはない、貝の味である。磯くさい貝。この匂いは父方の祖父母の家の前の海の匂い、あさりも牡蠣もひじきも取れる豊かな磯の匂いだった。新鮮なものだったようで臭くなくて美味しいものだと教えてもらった。
さてサチ母がいつものように21時前に帰っていった。トゥットゥに「今度会うときはきちんと覚えておいてよ!」と念を押して。私は今日のお迎えのエピソードを聞かされていたので苦笑いをしてしまった。トゥットゥはおばあちゃんが見えなくなると、覚えなければという義務感からだろうか。「ばぁば、ばぁば」を連発していた。おおッ、「ばぁば」という単語が確実に増えていると思ったのもつかの間だった。「ばぁば、△○@*」「ばぁば、□+%$」とばぁばの後にトゥットゥ語が付いている。そのうち「ばぁば、ないない」という言葉も混じり始めた。ばぁばがいないということは帰ったという意味か! トゥットゥは立派にばぁばという主語にトゥットゥ語で述語をつけていたのである。しかしないない以外は意味が全く不明だった。おそらく今日ばぁばと一緒にやったことを伝えていたんだろうな。
今日は朝からジェイジェイが病院、床屋、整体院へとお出かけ。お父さんがいなくなって、やはり「たーたん(お父さん)、ないない」と言っていた。その後「たーたん、&#◎!」とも言っていた。お昼過ぎにジェイジェイが帰ってくると手にはトゥットゥが最近お気に入りの電車の本(電車図鑑)があった。保育園でお迎えに行くといつも先生のお膝の上で電車の本を読んでおり、先生によるとお気に入りとのことだった。それをジェイジェイに伝えておいたのだ。トゥットゥはその本を見て「でしゃ、でしゃ!」と嬉しそうに叫んだ。すぐにお父さんのお膝の上でその本をめくり始めた。「でしゃ、(”*@+」とトゥットゥ語を付け加えていたので、電車がどうだと言いたかったのだろう。
トゥットゥは単語もままならず、現在判別できる言葉はおかーしゃん(お母さん)、たーたん(お父さん)、ばぁば(おばあちゃん)、ぱんかい(乾杯)、ないない(無い)、わんわん(犬)くらいであった。今回でしゃ(電車)が加わった。そればかりか何か述語のようなことも言おうとしている。きっと小さな体にいっぱい言葉が詰まっているんだなと思うと頼もしかった。
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家にはサチ母がトゥットゥのために買ってくれたプラレールの湘南新宿ラインがある。それが電車図鑑を開くと乗っていた。トゥットゥはこのページに行き当たるとしきりとこの写真を指して、「でしゃ!でしゃ!でしゃーーーー!」と叫んだ。どうも自分が持っているプラレールと同じだと言いたかったのだろう。そして残念なことにその図鑑により、そのプラレールは湘南新宿ラインではなく、東海道線だということがわかった…。電車のカラーリングが似ているのだがフロントが違うのだ。そしてプラレールをよく見るとフロントに小さなシールで東海道線って張ってあった。図鑑、役に立つなあ。
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トゥットゥへの気付き
トゥットゥへの気付き
様子
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電車図鑑ののめり込み様といったら。私と同じ鉄子の素養があるとみた。私も幼い頃、弟が生まれてくるまでに子供図鑑の電車の一冊を読みすぎてつぶしたらしい。
あと昨日あたりから「こりこりこりこりこり…」とお経のように唱えるのがブーム。「これ」と言っているのかは不明。 |
体調
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鼻水が相変わらずだが元気である。うんちが固めで排便時に泣く。お茶を飲む量が減っているので増やさないと。
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食事
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昨日はサチ母が美味しい晩御飯を作ってくれたというのに一口も食べず、最後は台所のバスケットをがさがさやってクリームパンを見つけてそれにありついていた。トゥットゥの作戦勝ちか!?
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