2016年9月1日木曜日

お姉さんになる行動

昨日保育園に迎えに行くと持ち帰る荷物が重いことに気づいた。荷物を覗く。そこには濡れたシーツが入っていた。あちゃー。お漏らしか。私が顔をしかめていると、トゥットゥは叱られるのがわかっているのか、私と目を合わせようとせずウロウロしていた。先生によると、お母さんには内緒ねと口に指をあてる真似していたらしい。かわいいから許そう。


そのせいで今日は朝からシーツ掛けが必要だった。登園直後、ゴッシュを抱っこして布団部屋へ向かった。そこでは偶然担任の先生が作業をしていて、私に声をかけてくれた。赤ちゃんを抱っこしておきましょうかと言うのでお願いした。その間にシーツを掛けてしまおう。

ところが思わぬ方向に事態が進んでしまう。

「お母さん、ゴッシュくん、クラスに連れて行ってもいいですか?」

一瞬戸惑ったが、きっと情操教育の一環なのだろうと思った。子供は皆、赤ちゃんに興味深々、大好きなのである。それはこの保育園の子供たちを見てわかっていた。私は快く返事をした。

シーツをかけ終わってトゥットゥのクラスを覗いた。先生の抱っこに状況がわからず泣くゴッシュ。その周りには大勢の子供たち。

「わあああ、赤ちゃんだ!」
「誰の赤ちゃん?」
「かわいい!」
「抱っこさせて!」

微笑ましかった。そして急ぎ目線を移してトゥットゥを探した。彼女はこんな時どんな反応をするのだろうか。

「トゥットゥちゃんのゴッシュくんだよー!!!」

人だかりに混じって必死に両手を上げて大声で皆にアピールしていた。シャイな彼女にしては予想外の行動だった。トゥットゥに兄弟を産んでよかったと思った。

ゴッシュを迎えに行くと、トゥットゥは軽く汗ばんでいた。

「トゥットゥ、ゴッシュくんを守ってくれたんだね。ありがとね。今日も保育園頑張って。」

彼女は無言で頷いた。目には何かやりきった光が宿っていた。こうしてお姉ちゃんになるのだ。