2014年2月23日日曜日

易の恐ろしさよ

今日は今年に入っての初めてのGⅠ、フェブラリーステークス。興味のない人に補足をすると競馬レースのことである。GⅠとはレースの最高クラス。ジェイジェイと結婚してからお付き合い程度に競馬(正しくはフジテレビ「みんなの競馬」)を見るよるようになったのだが、馬の「走りたいから走るのよ」と全身からほとばしる健気さに動物好きとしてノックアウトされ、それ以来GⅠレースでは少しばかり馬券を買ってその分のハラハラと共に楽しんでいる。


私は馬券を買うときはスポーツ新聞で一通りデータ分析をして、最終的には易占いで決定する。ところが今回はダート(芝ではなく土の上)ということもあり、なかなか読めない。お年を召した馬が多いわりには見知った馬がいない。馬を絞れないのだ。馬券を買うのはパスしようかなと思ったものの、習慣で易占いをしてしまった。「この馬(実力馬)はきますか?」と占っても軒並みダメ。仕方なく「どの馬が着ますか?」と質問をして占った(※)。

山地剥上爻。

てっぺんから崩れるイメージ。山に関係する馬か? そんな名前の馬はいない。占いをしても馬が絞れなくて結局実力ある馬で馬券を固めた。

結果は一位は最下位人気のコパノリッキー。ああ、山地剥上爻、そういうことなのね。最下位からの下克上。上から総崩れ、易は奥深いわ…。損したお金は100円。私の楽しみなんてそんなものよ。

ジェイジェイがテレビで競馬を楽しもうと観戦用たこ焼きを買ってきてビールを煽っていた横で、トゥットゥは父親が一緒に買ってきたたい焼きをほうばっていた。しかも丸ごと一匹がぶりと。おいおい、君はまだ歯が下二本しか生えていないだろうに。手も顔も餡子だらけになっていて、顔などは志村けんのへんなおじさんのようなひげ面である。私は脱力しながらたい焼きをちぎって食べさせてやった。

競馬が終わってトゥットゥはジェイジェイの不貞寝につきあった後、ちょっと早いかなと思ってクリスマスプレゼントに買った積み木を必死に積み上げていた。まだ二段だけだけだが積み上げるのは初めてじゃないかな。また寝る前に絵本を指名するようになった。まだ歩けないので本棚につかまり立ちして本を引き抜いて手渡しするしぐさ。おそらく「これを読め」という意味だと理解する。お気に入りは「コロちゃんはどこ?」 犬のお母さんが子供のコロちゃんを家中探すというお話。ドアやらたんすやらじゅうたんやらをめくって探す楽しい仕掛け絵本。

これは童話館ぶっくくらぶから宅配された本である。トゥットゥは絵本もちょっと前まではあまり興味を示さなかったのが、やはり月齢にぴったり合った本には興味を示すようだ。しかも素人の私が見てもかなりの良書。私一人では本屋でも図書館でも見つけられなかっただろう。お金を払ってサービスを受けている甲斐があったというものだ。今後の宅配本も楽しみである。

※易占いをする方は「断易をしないの?」と思われるだろうが、面倒なのでしない(教科書がないとわからないため時間がかかる)。





トッゥトゥへの気付き
様子◆積み木が二段つめた。本に興味を持つようになってきた。
体調泣かずにうんちが出せた。一日三回、ぷちぷちぷちと。よい兆候。
食事たい焼き、丸呑みしようとなさるな。