2014年3月1日土曜日

初節句の懸案事項

今日はトゥットゥの初節句。2月生まれのため0歳の時は見送り、1歳でお祝いをすることになった。その実態は義母、義妹夫婦を呼び、料理を持ち寄っての夕方の食事会である。午前中に部屋中を掃除をし、桃の花を飾り、お雛様の埃を払ってスタンバイOK。午後一番に義母が来るなり、プラレール、湘南新宿ラインモデルを手渡された。…トゥットゥは女の子ですが。「山手線がよかったんだけど売り切れだったから、なるべくカッコイイやつ。」 そこははやぶさE5系モデルとかではないのか?と内心でつっこみながらも在来線を選んだ義母の渋さを称える鉄子な私であった。

実は今日の集会には懸案があった。それはジェイジェイの妹の夫、つまり義弟の体調である。火曜日に胃腸炎になり、その後ずっと体調を崩していたという。そしてもう一つ。彼は過去一年間ほどうつで休職し、約一年半前に職場復帰した経歴がある。私は彼の療養中にジェイジェイと結婚し彼を紹介してもらったのだが、当時私と会うのは体調的にもつらそうだったのは暗い表情からもみてとれた。もちろん今は復調しているというが、そうはいってもうつになる前の元気な彼ではないわけで、わざわざ姪っ子の初節句で訪問してもらうのは少し気が引けた。しかしこれを逃せば我が家に遊びにくるための適切な理由はなくなり今後訪問することもないだろう思ったのも事実である。

そしてそれは義妹とても同じ気持ちであった。例えばトゥットゥが慣れない叔父を受け入れ拒否、そのため意気消沈して暗い雰囲気になったらどうしよう、または体調不良と気分の落ち込みが重なって帰るといい始めたらどうしようと具体的に気を揉んでいたようである。実際、早速乗り換えのターミナル駅に着くなり「疲れた」と言ってカフェで一服していると私にメール連絡をくれたくらいだから、お互いに心配はますます膨らんでいった。

しかしトゥットゥはその心配をすぐに吹き飛ばした。彼とは二度目の対面であったが、大興奮、大歓迎、率先して胸に飛び込んでいったではないか。他の赤ちゃんは男性を怖がる、お父さんにさえ近寄らないという話も聞くが、トゥットゥは違う。私を押しのけて寄っていくくらいお父さんが大好きで、おじいちゃんが大好きなのだ。彼らの安定感のある抱っこが大好きなのだろう。私が歓迎している男性であれば安全であるという判断もできている。何を嫌がる必要があろう。今考えるとあれはきっと彼女なりのおもてなしだったんだろうな。

さて今日のお料理は
  日本酒(獺祭、すす音)

  ちらし寿司(漬けまぐろ、いくら、うに、奥久慈の卵焼き、菜の花)
  刺身(中トロ、鯛、うに)
  春巻き
  蛤のお吸い物

  れんこんと鶏肉の煮物
  春菊の黒胡麻和え

  セロリとニンジンのオレンジ風味サラダ
  大根とホタテのサラダ
  
  桜茶
  雛祭りケーキ

と豪勢。節句料理のメインは義母、その他副菜は義妹 私はサラダ担当で楽をさせてもらった。胃腸炎で顔色が悪かった義弟もお酒や食事で頬が少し赤くなってきて元気になったように見えた。

そして今日は美味しい食事の力も借りて義弟ががんばっている少林寺拳法の話を楽しく聞かせてもらった。少林寺拳法とは、私が子供の頃に食い入るように見たジェット・リーの「少林寺」ではなく、それにインスピレーションを得た四国の香川を発祥とした日本の武道である。

ここで説明することは難しいが、次のように理解した。正義のヒーローのような人格ができあがる武道であること、武道でありながら教義はよりよく生きることに繋がっていること、他武道のように流派がないのは教義の複数解釈を許さない仕組みが教義の中に組み込まれていること、ここまで教義が体系化されていれば開祖を神格化してもよさそうなのにカルト化しなかったのはあくまでも「武道」であること。それは概念の世界ではなく、「体」を使った現実の世界を扱うからだろう。この会話を通じて久しぶりに幼い頃に通っていた日曜学校の牧師さんの話を聞いたような清い気持ちになった。





トッゥトゥへの気付き
様子お父さん、叔父さん大好き。お母さんはおんぶ地獄から免れて楽ができました。今日は特別な日だったが就寝11時は遅すぎ。
体調朝に一発やわらかうんち。グッジョブ!
食事お雛様の特別な食事。ちらし寿司のお刺身・魚卵抜き。ロールケーキ。