2014年4月2日水曜日

保育園入園式

昨日ダメ押しで保育園の入園のしおりを見た。準備不足はないか確認するためだ。今日の入園式の案内も書いてある。書いてある、書いて…

「入園式は4月2日(火)○時です。」

え、確認している今日が4月1日火曜日で、明日が4月2日水曜日だが…。もしかして今日が入園式だったってことはなよね…。とたんに心配になって散歩がてらベビーカーにトゥットゥを乗せて保育園に行く。ただいま14時半。どこも入園式の名残などない。やはり正しくは「4月2日(水)」なのだろう。

そして今朝は入園式の準備をする。出勤するジェイジェイを見送った後、私は戦闘服に着替える。ビーズ付きインナーに白のツイードジャケット。ここまでは入園式によく見られる服装だが、私は一味違う。スカートはトリコ・コム・デ・ギャルソンの変則スカートだ。数年前、マヌカン女性が色違いをとても素敵に着こなしていたので「かわいいね。」と声をかけた。「お客様なら大人の黒がオススメです。入園式などセレモニーに着ると素敵です。」具体例を出してくれたのが購入のきっかけとなった。当時は付き合っている男性もおらず、無論子供もおらず、「入園式、はッ、いつの話か。」と心の中で自嘲したが、彼女が勧めてくれたとおり入園式でこのスカートが着られることになった。ありがとう。マヌカンMさん。

こんなにおしゃれをしてベビーカーを押すのははじめてではなかろうか。いつもはジーンズにスニーカーだから。トゥットゥも紺のワンピースと灰色のレギンスパンツを着せて少しだけ入園式らしくした。保育園に行く途中の桜並木通りでは他に何組かの保育園入園式を控えているであろう親子連れを見かけた。皆セレモニースーツを着ている。子供もおしゃれをしている。トゥットゥの相変わらずのテンションの高さ、指差しをしながらベビーカーから足を投げ出してブンブンしている姿を見ると、うちの子が一番元気だと自慢に思えた。

園に到着すると「にゅうえんしき」の立て看板。受け付けの机で名札をもらって、会場に着座。だんだんと席が埋まっていく。隣には児童館の0歳児クラスで顔見知りのY君とそのお母さん。知っている人がいるだけで安心する。入園する親子だけでセレモニーをするのかと思っていたら、時間になると園児全員が会場に入ってきた。

副園長の進行で式は始まった。まず園児たちの歓迎の歌。何の歌か知らなかったのだが、「北風なんてあっちのほうへ行っちゃえ」という歌詞が可愛いなあと思って家に帰って調べたら「春がきたんだ」という歌だそうな。まあ1歳児や2歳児が正確に歌うことはないだろうけれど、幼児の皆が私たちほうを向き声をあわせて上手に歌えるなんて、集団生活はすごい(社会性を身につける)と思うのに十分な出来事だった。そしてクラスごとの先生、それ以外の職員の紹介。新入園児の紹介。トゥットゥも抱っこで皆の前に行って紹介してもらう。さらにボーナスで年長さんの手話付き歌「小さな世界」。副園長の挨拶、園長の締めの挨拶。こうして式は終わった。

その後、場所を変えてトゥットゥの入る1歳児クラスのオリエンテーション。連絡帳の書き方や荷物の置き方など。慣らし保育はその子にあわせて行うから明日は8時半から9時くらいの間に来てほしい、追って詳しく連絡するとのことだった。当のトゥットゥは他の1歳の新入園児同様、式後半から退屈で動き回り始め、抑えておくのが一苦労だった。場所を変えて1歳児クラスの教室に行くと柵に覆われた室内の遊び場にはいはい猛ダッシュ。柵につかまり立ちをしてよその子と柵越しにハイタッチしながら奇声を発している。明日から私がいなくなってもこれくらい元気で遊べるのではないか。前回の面談での大泣きの心配を払拭してくれる一日だった。

明日から親子ともどもがんばるぞ!





入園式が終わって、「にゅうえんしき」の立て看板の前で3組の親子の写真を撮ってあげる。最近の若い人は顔見知りではないと自分撮りしようとするのだ。見ていて痛々しいというのか、そこまでがんばらんでええで、人を頼りやと思ってしまう。思わずおばちゃん根性で「撮ってあげましょうか。」と声をかけた。私、グッジョブ。





トッゥトゥへの気付き
様子お疲れだったのか、昼ごはんも食べずに昼寝。
体調1うんち。いつもの感じに戻ってきた。しかしマルツエキスとプルーンと青汁は外せないな。
食事納豆はやっぱり嫌いなようだ。顔をしかめる。
果物のデザートは食事の最後食べさすのだが、先に見せるとそれを食べたがるため準備しても隠している。しかし今日はボウルの裏に隠してあったイチゴを目敏く見つけて、指を指してぎゃーぎゃー行うので、しばらく親と子の根競べとなった。結局親が勝ったわけだが。