そこで仕方なくジェイジェイに迎えを頼んでみたものの答えはNOだった。なぜなら私の時短仕様のお迎え時間17時半に間に合わせるためには定時前に会社を出なければならず、連休明けが締め切りに設定されている忙しいプロジェクトに配置されている身分としては難しいというのが理由だ。そう返答があるとはわかっていたので、早速奥の手を使うことにした。サチ母にお迎えをお願いするのだ。
サチ母に迎えを頼んでみるともちろん答えはYESだった。トゥットゥに会いたくて会いたくて仕方ない様子で、「待ってました!」といわんばかりのメールの返信がきた。この日のために慣らし保育期間にサチ母と予行練習をしたのである。最初はメール連絡だったが、改めて電話でお願いした。予行練習はしたもののお迎えの手順を紙に書いておくこと、ジェイジェイが早く帰ってこない場合に泊まれるようにお布団の準備をしたことを伝えた。
当日。会社ではトゥットゥのことを思い出すことはないと日記には書いたが、この時ばかりはお迎えの時間になると妙にそわそわした。サチ母は大丈夫だとして、トゥットゥが慣れない人が迎えにきて泣いたりしないだろうか。私のいない家でお利口に待っていられるだろうか。しかしそれは杞憂に終わった。16時半頃にサチ母よりメールがあった。「お迎え行きました。今家でクリームパンといちごを食べています。」いちごを食べるトゥットゥの写メが添付されていた。それを見て安心し、私は心置きなく歓迎会に参加でき、21時半に帰路に着いた。
22時過ぎに家に着くとジェイジェイも帰っていて、サチ母が寝かし付けをしてくれている最中だった。テーブルには食べ残しの大きなケーキがあった。ジェイジェイに聞くと、自分が帰ってきたのは19時半くらい。前もって「行ってもいい?」とメールをくれていた義妹のエミィさん(ジェイジェイの妹)が17時半にはトゥットゥにも専用ケーキを買って遊びに着てくれたようなのだ。なんてありがたいことだろう。トゥットゥは可愛がってくれる人たちに囲まれて楽しい夕方を過ごしたようだ。いつもは教育テレビを見せられて、夕飯準備する母親に背中を向けられているつまらない時間なのにね。
その日の晩、サチ母は泊まってくれた。そして今朝、朝ごはんを用意し私たちを送り出してくれて、9時過ぎに家に帰ったとのことだった。家に帰ると隅々まで掃除されていて部屋がピカピカになっているのを目にした。思わず目が潤んだ。お母さん、ありがとうございました。
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トッゥトゥへの気付き
様子
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私がいなくても十分楽しかったようだ。母親ってなんだろうな…(遠い目)
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体調
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ノーうんち。2日間ないけど大丈夫かな。
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食事
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夕方に大好物のクリームパンといちご。夕飯に大好物の久慈の卵焼き。これでお腹が満たされてそれ以上は食べなかったらしい。ただしケーキは除く。糖尿病になるぞ…。
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