2014年4月26日土曜日

イタリアン注文狂詩曲

ジェイジェイの誕生日。去年はトゥットゥを産んだばかりということもあってビジネスカバンをプレゼントしてケーキを用意しただけだった。本当はその時ナイフとフォークを両手に持つような外食をしたいと思った。思いついたのは身重の私の誕生日にジェイジェイに連れていってもらったヒラマツのレストランだった。夫婦共々大変気に入ったものの、到底子供、それもメニューも頼まない幼児を連れて入れるとは思えず、結局外食は夢の夢ということで諦めた。

しかし今年こそはと力む必要はない。なぜならトゥットゥはもういくつかの外食をクリアしていたから。初めては私たちの結婚記念1周年で式場となった八芳園より招待されたディナーだった。この時、トゥットゥはようやくお座りができるようになり、ほぼ大人と同じものが食べられるようになったという判断基準で、子供連れでの外食を決意した記憶がある。その後、会社の加盟する健保の施設で高級中華料理のお店があり、そこに二回行った。そして家の近所の焼肉屋に二回。食べることが大好きなトゥットゥは食べ物さえ口に運ばれれば問題ないのである。

さて、ナイフとフォークを持つ外食。お店はどうしようか。トゥットゥは大丈夫でもお店側がお断りという場合が多々ある。そこでお母さん友達との話を思い出した。「私たちの記念日はあそこのイタリアンを利用するの。」 あそこのイタリアン。それは日暮里の繊維問屋街のはずれにある店だった。グランデューカ。日暮里繊維問屋街なら何度も行ったことがあるので、自分にはなじみがよい。交通の便もよい。そこにしてみよう。思い立ったが吉日で、木曜日に予約をした。

本日。18時にお店に行くと、ジャズの流れた店内で窓際の席が用意されていた。トゥットゥの席も取ってある。さて注文。確認しなかった私も悪かったのだが、私たちのような洋食素人にとってはコースがあるとありがたいのだが、この店には用意されていなかった。今こちらのサイトで調べたかぎりではイタリアンのコースは次のようになる。

1.アペリティーヴォ(食前酒)
2.アンティパスト(前菜)
3.プリモ・ピアット(パスタ、リゾット、スープ)
4.セコンド・ピアット(肉、魚類)
5.コントルノ(付け合せ、サラダなど)
6.ドルチェ(デザート)
7.ディジェスティーヴォ(食後酒、コーヒーなど)

場合によっては4‐6の間にフォルマッジィ(チーズ)が入る場合もあるみたいだ。

そしてもっとも致命的なのは、イタリアンだというのにお互いにワインに詳しくないということだ。私に至ってはここ3年の数少ない戦歴(外食)でフレンチとイタリアンで赤ワインを1杯飲んで、たった1杯飲んだだけで!、食事中にトイレで吐くという失態を犯したため、赤ワインは鬼門となっていたのである。

夫婦はなんとなくうろ覚えで、「スプマンテって何?」「スパークリングワインのことじゃない?食前酒に最適~みたいな?」「サラダ食べる?」「あれば食べるけど。それって前菜?」「さっき前菜決めたよ。前菜ばっかり頼んでどうするの?」「あー、ニョッキ食べたいんだけど。これって前菜?メイン??」「メインは肉でしょ。」「パスタどうする?もう頼んじゃっていいの?」「炭水化物って締めじゃないの?」 と、トゥットゥの世話もいい加減に、ごにょごにょと大の大人が情けない会話を繰り広げていた。

するとシェフがやってきて、ある程度お店のオススメはこれこれです、(私たちの野菜ばかりの注文を見て)カルパッチョなどはいかがですか、この赤ワインはこれこれの特徴がありますと、注文を導いてくれた。ふー、冷や汗をかいたぜ。

記憶に基づいて頼んだ料理を記念に記録しておく。本当に起きて破りな注文だったと思われる。特にジェイジェイの食後のピクルス…。料理名は適当なものもあるので許してほしい。


食前
 ○プロセッコ ディ コネリアーノ(スプマンテ、ハーフ)
 とりあえず野菜前菜3種
 季節野菜の自家製ピクルス 
メイン
 ○赤ワイン何某(赤ワイン、デキャンタ)
 ○サンペレグリノ(発泡水、ボトル)
 真鯛のカルパッチョ
 具だくさんの気まぐれサラダ
 和牛ホホ肉の赤ワイン煮込み
 ジャガイモとゴルゴンゾーラチーズのグラタン
 蛤とムール貝とアサリのパスタ 
ジャッキー食後
 カタラーナ(イタリア版クレームブリュレ)
 ○コーヒー 
ジェイジェイ食後
 季節野菜の自家製ピクルス
 ○グラッパ何某(グラッパ、ショット)
○は飲み物

ここで盲点だったのが、メニューの難しさにかまけてトゥットゥが食べられるという視点が注文に抜けていたということだった。料理がきても食べられないトゥットゥはどんどん機嫌が悪くなり終いには爆発した。泣きはしないものの「にゃあにゃあにゃにゃー」と騒いだ。料理の合間に抱っこして歩き回っては機嫌を取って…。他のお客さんはいい人ばかりで、トゥットゥをやさしい目で見てくれた。ところが和牛ホホ肉の赤ワイン煮込みがテーブルに来ると様子は一変。ほろほろに柔らかいホホ肉とお肉の下に敷いてあるマッシュポテトをたいそう気に入ったようで黙って無我夢中で食べていた。

ジェイジェイもメインのホホ肉の煮込みを気に入って、帰ってきてから家でも作ってくれとずっと言っていた。メニューに書いてあったが一週間煮込むんだってさ。28日の休みには豚バラの煮込みを作ってあげよう。私もスプマンテ1杯、赤ワイン1杯飲んで体調はなんともなかったことを嬉しく思った。お料理もパスタの貝が少し生臭いかな、カタラーナはがっつりブロックで食べたいなと思った以外はとっても満足。情けない注文会話も含めてよい記念となった。





トッゥトゥへの気付き
様子
ジェイジェイが病院に行った午前中は母子二人きり。コタツ机の上でトゥットゥ・オン・ステージが行われ、動画を取った。いろんな技が増えていた。
体調
お風呂前にデカうんち。固め。お尻が切れてしまったようだ。可哀想に。久々に切れ痔用の軟膏を塗る。
食事
パスタはあまり好きではないみたい。口の中で粒粒する食感は嫌いな様子。