毎年何のお菓子を贈るか頭を悩ませるのだが、今年は日比谷花壇のフラワーアレンジメントとお菓子の組み合わせにした。きっとおばあちゃんのことだ。お礼の電話をかけてくるだろうから、9月15日(月)の連休最後ではなく、連休初日13日(土)に贈り物が届くようにした。連休中に電話がかかってきても取れるようにと思ったが、電話はかかってこなかった。少し心配になってこちらから電話をしようかとも思ったが、17日(水)の18時過ぎ頃、トゥットゥを保育園に迎えに行って帰ってきたばかりの時に電話がなった。やはり祖母だった。「いつ電話をしていいかわからなくて」と話されるように、どうやら電話するタイミングを迷って遅くなったようである。
電話ではお互いに近況報告をした。祖母は畑に出るのが楽しみなようだが、最近は歩くのに歩行器が必要で、思うように動かなくなったと言った。「長く生きすぎて、何していいかわからないわ。」 その時、楽しいことをいっぱいしてよと励ましたが、体が動かないという老いの問題は深刻なのだと思い、自分の安直さを恥じた。
私の近況報告はもっぱらトゥットゥの成長だったが、ふとあることを思い出した。私が今のトゥットゥよりも少し大きくなった頃(2歳くらいか?)、姫路駅の新幹線駅ホームに祖母が迎えに来てくれた時の写真が実家にある。無論私は幼すぎてその時の記憶はないが、祖母が腰を屈めて小さな私に挨拶をしている写真は覚えていた。祖母に「覚えている?」と話を振った。祖母は覚えていた。どうやら母と二人で母の実家に帰省したようで、母一人幼子を連れて大変だろうからとわざわざ姫路まで迎えに行ったという。「小さなあんたはしっかりしててねぇ。」 嬉しそうに当時の話を今目の前で起こっているかのように話された。
人は体が動かなくなったら、何を楽しみにすればいいのか。電話口で体が動かないと嘆いた祖母の言葉を聞いて、会話をしながらもぐるぐると考えていたのだが、思い出話を楽しそうに話すのを聞いて、老いは「楽しい思い出」が支えるのではないか。そんなことをぼんやり思った。そして体が動かないといっても、こうやって孫の私と電話で話すことはできるのだから、それ程度でも楽しみであればよいなと心から願った。
そして今元気な私が私がやならければならないこと。やっぱり親孝行だと強く思った。祖母にとって孫の私が楽しい思い出の一部を占めているのであれば、デコ母やサチ母にも(そしてロミ父にも)、トゥットゥとの楽しい思い出をなるべく多く作ってあげたいと思った。老いのよすがになるように。
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トゥットゥへの気付き
様子
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14日(日)の朝、ジェイジェイがお部屋遊びで退屈するトゥットゥのためにYouTubeでマイケル・ジャクソン・メドレーをかけると、なんだか踊っていた。手を頭の上に持ってくる動作は今までにも見られたが、新動作として足を踏み鳴らす、くるくる回る等。その姿があまりに面白くてジェイジェイは長い動画を撮っていた。
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体調
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最近就寝が22時。21時にベッドにつれていくが、1時間ベッドの上でアクロバティックに(親の体に乗り上げて)遊んでから寝る。そのせいで朝7時に起こすも機嫌が悪いことが多い。
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食事
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便秘対策にカスピ海ヨーグルト投入。8月はダノンヨーグルトさえも食べなかったのが、薬(酸化マグネシウム)を入れて「うんちを出すためよー」と言い聞かせると食べるようになった。時を同じくして偏食具合が少しずつ改善されている。
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