2014年9月24日水曜日

一歳半健診

実は4月に職場復帰してからというもの楽しみにしていたことがあった。区の一歳半健診である。トゥットゥと同じく2月生まれの区の子供たちが一堂に集まるのだが、それは育休中に0歳児クラスで知り合った子供とお母さん友達との再会を意味した。仕事に育児にと生活に追われていると、あののんびりと、でもわいわいとした育休期間の雰囲気が名残惜しく、もう一度味わいたいと思っていたのだった。

健診は平日の1時からだった。会社に午前中だけ出社するにはどうにも半端な時間で、仕方なく一日休みとした。トゥットゥは朝から保育園を休ませて、自宅で一緒に過ごした。トゥットゥにとっても健診スタートの1時はお昼寝の時間で、できれば午前中に寝かしておきたかったが、こういうときに限って元気はつらつで、案の定午前中は家の中で遊びつくし、昼食を食べた直後、正午には力尽きて寝てしまった。

昼寝状態を叩き起こしていくのは可哀想で、ベビーカーを押しつつ抱っこ紐で健診センターに向かうことにした。抱っこでしばらく寝てくれればと思ったからだった。抱っこ紐装着をする時、トゥットゥは寝ぼけていたため、こちらの思惑どおりかと思われたが、玄関口ですでに目が爛々、どこかに抱っこでお出かけできるという期待の顔だった。もう抱っこで行くしかあるまい…。

健診センターまでえっちらおっちらと健診センターまで1Km強の道のりを歩いた。すでに会場には0歳児クラスの懐かしい顔ぶれが揃っていた。

「うわーー、元気していた? 大きくなったね。」

これが合言葉だった。私は一気にあの幸せな時間に戻った。





最初の歯科検診を待っている間、R君とS君が絵本の取り合いをしていた。その様子はすさまじく、二人で本を引っ張り合って大泣きをしていた。これを癇癪と言うのか。それを何度も繰り返していた。二人のお母さんはその度に苦笑いしながら仲裁に入っていた。

「家でもこう。男の子ってこんなもんかもしれないね。」

S君のお母さんがため息をついた。R君のお母さんはしばらく考え込んでこう言った。

「今、わかった。Rを保育園に迎えに行くとすみっこでいつも本やおもちゃで一人で遊んでいる理由が。内弁慶だと思っていたんだけれど違う。あれはお友達から本やおもちゃを巻き上げて、独り占めして遊んでいるんだわ。とんだ暴君だわ。やられた…」

トゥットゥは女の子のせいか、それ以前に気質のせいか、そこまで激しく友達とやりあったり、親に主張を通すことを見たことがない。気をそらせようとしてもそれには乗らず、粘り強く主張する(泣き続ける)のが彼女の持ち味ではあるのだが。男の子のようにあのパワーで主張されたら母親もたまったものではないと、二人に同情をした。

R君のお母さんは他にも面白いことを言っていた。なんでもR君は目を離すとすぐにちんち○を触っているらしい。まあ、体に突起物がついているわけだから気になるのは私でもわかる。ところが触るだけでは済まないらしい。無意識にパンツの中に手をつっこんで、ちんち○の向きを変えるそうなのだ。そうなるとおしっこしたらおむつの脇から漏れて、ズボンも床も濡れることになる。これを保育園行く前に度々やられて、本当に血管切れる思いをしたそうだ。

「だからパンツに手をつっこんでいるところを見たら常に『チンポジ』確認ね。」

大笑いしてしまった。チンポジ=ちんち○ポジション。これはお笑いコンビの「笑い飯」のネタにあったことを思い出して、二度笑ってしまった。これだけは本当に女の子の子供にはない悩みだ。





さて実際の健診。トゥットゥ、1歳7ヶ月、体重11.5kg、身長79.5cm。若干デブ目ではあるもののすごぶる順調。このおかげで現在イヤイヤ期に入ったせいで起こっていると思われる偏食も、この健診では「まあ、体重があることですしね。」と言ってスルーしてもらえた。

歯科検診はなんと反対咬合の指摘を受けた。普通上の歯が下の歯に覆いかぶさっていなければならないのが、トゥットゥは逆だそうなのだ。そういえば最近ゴリラ顔をして遊んでいるのを見かけたがあの影響なのか。受け口なのかというと顎の配置はそうではないと言われたので経過観察をすることになった。結局、永久歯が生えた段階でどうなるかが問題で、その時は歯科矯正となるらしい。むうう。反対咬合についてはこんなページも見つけたので、悪い癖は直さなければならない。ある年齢になったらマウスピースをするのかしら。大人しくそれを口の中に入れるとも思えないが。

懸念事項としては、トゥットゥが目をしぱしぱさせること。目つきの悪い表情をたまにすること。小児科の先生に相談すると、この時点で病気だと断じるのは難しいとのことだった。例えばそれが自閉症の兆候であるとも言えない、など。私はてっきり保育園環境に適用しようとしているトゥットゥのストレスからくるチックではないかと思っていたのだが、自閉症という単語が出てくること自体びっくりした。確かに今、インターネットで「目つき 自閉症」と調べると、わんさと記事がひっかかるのでなるほどと思った次第なのだが。ただトゥットゥの場合、発達具合や直に接した様子から、自閉症はありえないとのことだった。とりあえず安心。

便秘についても相談した。現在小児科にかかっていること、現在処方されている薬と治療方針を伝えると、「それは最強の対応ですね。私が言うことはありません。」と言われた。そうか、もう言うことないのか…。

帰りにR君のお母さんと待ち合わせてお茶をすることになった。あちらのほうがとっくに終わっているはずなのに、しばらく待つことになった。なんでも癇癪持ちの子たちはもれなく心理カウンセラー行きだったそうで、健診時間が伸びたらしい。R君のお母さんは「暴れん坊勢ぞろいって言ったところだったね。」と笑っていた。R君くらいの自己主張はこの月齢の男の子では当然あることと言われ、育児にエールを送られて帰ってきた。男の子はパワーが有り余っているから癇癪という形で発散されるんだよなと思った。そのパワーを受け止める、または受け流す男の子のお母さん、リスペクト。

無事楽しい一日は終わった。





トゥットゥへの気付き
様子
「優勝は、エントリーナンバー13番、○○トゥットゥちゃん!」と発表されると、「(少し溜めて)ええーッ」と口に手を当てて感激するという、美少女コンテスト優勝者なりきり技をジェイジェイが仕込んだ。「ええーッ」のしぐさが面白いらしく、「もっかい(もう一回)」と言ってはせがむ。しっかり「ええーッ」と演技をしてくれるところが面白い。
体調
下剤ラキソベロン6滴が効く日と効かない日がある。このムラはなに?
食事
毎日せっせと酸化マグネシウム入りカスピ海ヨーグルト。