2014年11月19日水曜日

ぐんぐん言葉を覚える

最近のトゥットゥの成長は著しい。いままで溜めていたものが爆発したかのように、いろいろな言葉、行動を見せるようになった。保育園の連絡帳に「おうむ返し」が多くなり、おしゃべりが多くなったと書かれていた。そうかな?と思っていると、ある日私の口癖を真似した。誰かの真似ではなく、私の真似であることはイントネーションでよくわかった。

「なにやってんの」

「なにやっ」、まで平坦で「て」で音を上げるのだ。私の反応を見るように言った後ににやにやしていた。

反応を見るといえば、私たちが困った顔をして止めるように注意する言葉や仕草もしきりとやろうとする。例えば体を掻く。乾燥肌で痒いらしく、無意識で掻くようだ。しかし傷だらけになってしまうため「ぼりぼりしないの。」と止めるように言うと、何か頭の上に電球マークがついたような顔をして、

「ぼりぼり、ぼりぼり。」

と喜んで繰り返してしまうのだ。

17日(月)、私が社外セミナー参加でトゥットゥの保育園お迎えに間に合わないことになり、サチ母にお迎えをお願いした。この時サチ母にトゥットゥの寝かし付けをお願いしたのだが、トゥットゥは興奮して寝ようとしない。私が夜遅くに帰ってきても、寝室で横たわって寝かしつけようとするサチ母の横でキャッキャと遊んでいた。私も一緒に寝かしつけようと一緒に横になると、

「じゃま。」

と言うではないか。これは私がトゥットゥの側で寝ようとして「そこにいると『じゃま』よ。」と言うのを聞いた直後だった。「そんなこと言っちゃダメでしょ。」と言うと、嬉しそうに「じゃま」を繰り返した。

つい先日の寝かし付けのとき、トゥットゥはジェイジェイの男性シンボルを事故的にむぎゅっとやった。ジェイジェイはそこを押さえながら「痛いでしょ!」と声をあげた。私も「お父さん、おちんちん痛いって。」と言った。すると、

「ちんちん、ちんちん」

と言った。少ししか言っていないのに増幅される言葉。おそらく保育園のトイレで一緒になる男の子たちと補助をする先生の会話を聞いていて、思い出したのだろう。確かに体に付いた突起物。気になるわな。




トゥットゥが一番最初に言った意味の通る言葉は「こっち」という指示語だった。それから「アンパンマン」「ピッキー(ミッキー)」「パンダ」などの絵やぬいぐるみを見てそれが指す名詞が増えていった。そのうち「おとーしゃ」「おかーしゃ」がジェイジェイや私を指すとわかって、話しかけるのに使うようになった。保育園でも「せんせい」と話しかけていた。保育園でのお友達のシンボルマークをさして「(それは)ももちゃん(のマーク)」と教えてくれた。人の持ち物、使う物を指して「お母さん『の』」と言うようになった。「ピポーピポー(救急車)」「カンカンカンカン(踏み切り)」と音が物を指すようにもなった。

そして先週、今週で増えた言葉の中に動詞があった。「すわる」「たべる」「立った」だ。おそらく、座って食べることが機会として多く、好きな時間だからだろう。それとは別に使いこなす動詞変化に

「抱っこして」「抱っこしない」「抱っこした」

が登場した。「抱っこして」は私が教え込んだ言葉で、「抱っこしてほしいときはそう言うんだよ。」と伝えると、すぐに言葉の使い方をつかんだようで、2、3回伝えただけで、「抱っこして」と言うようになった。ところが最近、忙しくて抱っこできないとき、重たくて抱っこしたくないとき、と親の都合があり、トゥットゥが「抱っこして」と言うと、私は同じリズムで「抱っこしない」と歌うように伝える。するとトゥットゥは「…(抱っこしてくれないのか)」という寂しそうな目をした沈黙の後、「抱っこしない」と繰り返すようになった。逆に喜んで抱っこするときは、私は彼女を持ち上げた後に「抱っこした」と言う。すると嬉しそうな顔をして「抱っこした」と繰り返す。おそらくこの3つの違いはわかっているだろう。

人が言語を習得する過程は面白いなあ。




トゥットゥへの気付き
様子
寝かし付けの時間、ぬいぐるみをベッドルーム全員集めて、布団に入れて「ねんねー、ねんねー」と寝かしつけていた。並べる位置が悪いらしく、何度も布団の中に入れなおしていた。おまえが寝ろ!
体調
左目の腫れについては、5日(水)に眼科に行くと「ものもらい」という診察。9日(日)から右目が腫れてきた。12日(水)にもう一度眼科に行くともう一週間目薬をつけることになった。
食事
ご飯を食べずにおかずばかり食べるようになった。どういう変化か?