昨日はそのたまの日だったのか、人形箱から大きなピッキを出して抱えていた。珍しいと思ったのもつかの間、対となるミッキーマウスも出して、両手で抱え込んだ。二体持つことはないので珍しいと思って見ていると、予想もしないことを始めた。
「どうしたの?」
でた!この週末に覚えたばかりの「どうしたの?」フレーズ。サチ母の家にお邪魔したばかりの時にいきなり使ったのでびっくりしたのが記憶に新しい。一度覚えると嬉しいようでいろいろな場面で使った。それが可愛いやら、面白いやら。悪いことをして叱っているのに「どうしたの?」と言うものだから脱力したりもした(笑)。今度は人形に話しかけているのか? 可愛いなあと思いながら人形を見てみると、トゥットゥに腕を握られた人形は向かい合わせになって、鼻を突き合わせてなにやらおしゃべりしているようだった。予想外だったのはここからだった。
「なあに?」
「ピッキちゃんったら、どうしたの?」
「エー、ビー、ビー、ビー♪」
「おうた?」
人形が会話しているではないか! ミッキーが「どうしたの?」と声をかけて、ミニーがそれを受ける形になっている。「どうしたの?」も「なあに?」も私の口癖だ。ちゃんと聴いてくれてたんだなあと少し胸が熱くなった。
しかもピッキの歌う「エー、ビー、ビー、ビー♪」、歌詞は間違っているが節はまぎれもなく「ABCの歌(キラキラ星)」である。これは「ベビーブック」9月号の付録に付いていたDVDで、ミニーマウスが歌っている歌なのだ(英語教材の宣伝)。設定が細かい!
トゥットゥは最近言葉を覚える速度が急速に上がり、先日もサチ母の家で飛行機を見て、「あ、ひこうきだ。」と大人がつぶやくように言った。今まで「ゴーッ!ゴーッ!」と飛行機の音を叫んでいたじゃないの! そんな感じなものだがら、歌も自然と覚えるようになった。
子供用のDVDはこの付録DVDしかなく、保育園から帰ってくるとほぼ毎日トゥットゥはこれを見せてくれとせがんだ。せがむと言っても言葉で表現はできないため、テレビの前に立って「ピッキ、ピッキ」と言ってDVDプレイヤーのリモコンを手渡してくるのだった。幼児、そこまで知恵があるのか…。
求めに応じてDVDを流すと、ミニーマウスと一緒に「ABCの歌」を果敢に歌おうとするのをすごい成長だと目を細めてみていた。しかし私の創造のナナメ上を行き、人形遊びに取り入れてくるとは思ってもみなかった。
結局、人形遊びはお父さんの「お風呂入ろう!」コールで中断された。私が「お父さんがお風呂行こうって言ってるよ。ミッキーとピッキにバイバイだね。」と言うと、必死にミッキーとミニーの手を持って「バイバイ、バイバイ」と言いながら振っていた。
去年の今頃はハロウィンバケツを叩く姿が可愛いと写真に撮って興奮していたのに。そんなことはもう遠い昔になってしまった。本当に成長はあっと言う間だ。可愛い今の姿、言葉を覚えていく瞬間、瞬間を逃しませんように。
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トゥットゥへの気付き
様子
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◆2体の人形の対話遊び
魂の宿ったミッキーとミニーを連れて保育園に行くと言ってきかなかったため(トゥットゥをベビーカーに乗せると「ピッキ、ピッキー!」と叫ぶ)、一緒に登園した。正門をくぐると持ってきたぬいぐるみや本とバイバイするのはルール(今までの習慣)なので、そこは大丈夫。 |
体調
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左目がお岩さんのようになる。土曜日から目やには出ており、少し左瞼が赤いなとは思っていたが。本日、保育園のお昼寝明けがひどかったようで、眼科に連れていくように言われる。降園時に眼科に連れて行くと「ものもらい」とのことだった。点眼1週間様子見。
看護師さんたちに手に握ったミッキーとミニーを見て「かわいい、かわいい」と言われて囲まれていた。 |
食事
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眼科側の精肉店のメンチカツを買って帰る。1枚ペロリ。
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