2016年10月1日土曜日

ゴッシュ、危機一髪1

ゴッシュは9月上旬より咳が続いていた。9月23日に予防接種を予定していたのだが、まさに前日、容体が悪化した。予防接種の前には必ず健診があるので、そこで判断してもらおうと小児科に出かけた。

「ダメだ。こりゃ。」

いつもの厳しい大先生(院長)が頭を振った。熱はないが、気管のゼーゼーがひどいため来週に延期しようというのだった。明日も呼吸がつらそうなら吸入だけでも連れてこいとも言われた。

しかし次の日、24日土曜日は午前はトゥットゥの運動会だった。ゴッシュの呼吸は若干つらそうだったが、抱っこで運動会に出かけた。午後はゴッシュはひたすら昼寝をした。夕方起きた頃、やはり呼吸がつらそうだったので、診療終了時間ギリギリに小児科に駆け込んだ。

「運動会も昼寝も関係ないでしょう。早く連れてきなさい!」

大先生はゴッシュを診た後、案の定私を叱った。ゴッシュの体調はそれくらい重篤だったと思われる。週明けは必ず来るように念押しされた。

それから月曜日から水曜日まで毎日気管を広げる薬の吸入のため小児科に通った。必ず大先生に食欲と機嫌を聞かれた。これ以上ひどくなると点滴なのだそうだ。よくなることも悪くなることもなく低め安定の状態が続いた。

通っている小児科が休みの29日木曜日。事態は急変した。14時過ぎ、ゴッシュが昼寝から起きると熱があるのだ。38度7分。鼻水がズビズバだ。また風邪を引いたのか? 急いで木曜日診察している小児科を探して駆け込んだ。経緯を話した上で、真っ先に疑われるRSウイルスが陰性だとわかった時点で、

「大学病院の救急外来に行ってください。紹介状を書きます。タクシーを拾って、今すぐ!」

と言われた。最悪の場合、そのまま入院となり、母親の私は付き添いのため家に帰れなくなるという。保育園に行っているトゥットゥ、どうするよ!? 私の頭は目まぐるしく働いた。(続く