ジェイジェイはトゥットゥに日曜日にどこに行きたいかを聞いた。
「ボールプールに行きたい。」
これは東京スカイツリーの下の商業施設のソラマチの「こどもの湯」のことである。ボールプールを温泉に見立てて遊べる施設だ。義妹のユキちゃんから話は聞いてはいたが、土日は混んでるんだろうなと敬遠していた。7月のある日、ジェイジェイが休日出勤により平日に代休をもらえることになったため、足を運んだのだった。トゥットゥはよほど楽しかったのだろう。こうやって再びリクエストが出るのだから。
私たちは朝一で出かけた。ソラマチはハロウィンパレードに参加する子供達で賑わっていたが、脇目も振らず「こどもの湯」へ。そして前と同じように楽しんだ。
「ハンバーグが食べたい。」
とこれまた珍しくリクエストするトゥットゥのために、ソラマチのフードコートのグリルカキヤスでハンバーグを食べた。
14時過ぎには家に帰って来て一服していると、ユキちゃんから連絡があった。公園に遊びに出るティエティエとター君がお届け物を持って家に寄るとのことだった。
二人が到着した頃、ジェイジェイは菊花賞テレビ観戦で酒盛りモード、それを見たティエティエは「うわー、日本のお父さんの休日だ!」とその様子を写真を撮っていた。ティエティエはそう言うタイプじゃないからね。
久しぶりに姉弟で語らい。ター君の幼稚園の話から、共働き、女性の正社員、自分探しの流行、中田英寿の功罪まで。ジェイジェイとは違う馴染む論理展開。久々に楽しかった。そこうしているうちに、ター君とプラレールで遊んでいたトゥットゥが
「ター君と一緒に公園に行きたい。」
と言い始めた。時間は16時。私は夕飯準備中だ。ジェイジェイを見るとすっかりぐでんぐでん。娘の願いならなんでも聞くが、朝にその任務を果たしてしまったためか、日曜日の典型的なダメ父に成り下がっていた。仕方あるまい。私が行くかと腕まくりをしたところ、ティエティエより二人を引率するとの申し出があった。一人であの年代(2歳、3歳)の引率は無理だと思ったが、任せてくれと言うのでお願いした。
夕飯準備を済ませると、ティエティエたちが公園を出る時間を見計らって迎えに行った。丁度公園から帰る途中の道で会った。三人は仲良く手を繋いでいた。やはり二人があちこち行くので大変だと言った。
トゥットゥの要望を聞いた忙しい一日だった。